JPのブログ

読書記録や勉強したことをまとめていきます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

誰が科学を殺すのか

誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃、毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班 著、毎日新聞出版を読了した。誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃作者:毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班出版社/メーカー: 毎日新聞出版発売日: 2019/10/…

仕事は楽しいかね?

「仕事は楽しいかね?」 デイル・ドーテン 著、野津智子 訳、 きこ書房 を読了した。仕事は楽しいかね? (きこ書房)作者:デイル・ドーテン出版社/メーカー: きこ書房 発売日: 2015/01/19メディア: Kindle版吹雪で閉鎖された空港という場面で、マックスという…

トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ

最近体重の増加が気になり、以下の本を買ってみた。トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ作者: ジェイソン・ファン,多賀谷正子出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2019/01/07メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見…

恋愛方程式

非線形・カオスに興味があり、「ストロガッツ 非線形ダイナミクスとカオス」を読んだ。ストロガッツ 非線形ダイナミクスとカオス作者: Steven H. Strogatz,田中久陽,中尾裕也,千葉逸人出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2015/01/30メディア: 単行本(ソフト…

小商いのすすめ

小商いのすすめ、平川克美 著、ミシマ社 を読了した。小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ作者: 平川克美出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2012/01/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ (25…

「地球温暖化」の不都合な真実

「地球温暖化」の不都合な真実、マーク・モラノ 著、渡辺 正 訳、日本評論社を読了した。「地球温暖化」の不都合な真実作者: マーク・モラノ,渡辺正出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2019/06/21メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 内容 人間の出…

バカの壁

バカの壁、養老孟司 著、新潮社を読了した。 バカの壁 (新潮新書) 作者: 養老孟司 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/04/10 メディア: 新書 購入: 13人 クリック: 371回 この商品を含むブログ (587件) を見る 内容 ”バカの壁”の例として、「自分たちは知…

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい、瀧本哲史 著、講談社を読了した。 瀧本さんは2019年8月にお亡くなりになったことが報道されました。 ご冥福を祈りいたします。僕は君たちに武器を配りたい作者: 瀧本哲史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/22メディア: 単…

原発フェイドアウト

「原発フェイドアウト」、筒井哲郎 著、緑風出版 を読了した。原発フェイドアウト作者: 筒井哲郎出版社/メーカー: 緑風出版発売日: 2019/07/24メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 内容 発生より8年が経過した福島第一原発事故の現状を 元プラントエ…

分散型エネルギーについて

分散型エネルギーについてまとめる。 資源エネルギー庁の資料には以下のように定義されている。 https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/006/pdf/006_05.pdf 「分散型エネルギー」とは、比較的小規模で、かつ様…

エネルギーの世界を変える22人の仕事

エネルギーの世界を変える22人の仕事、監修 諸富徹 編著 若手再エネ実践者研究会、学芸出版社を読了した。エネルギーの世界を変える。22人の仕事 事業・政策・研究の先駆者たち作者: 井筒耕平,川戸健司,小峯充史,分山達也,森大顕,佐々木裕,山東晃大,佐々木健…

「やりがいのある仕事」という幻想

”「やりがいのある仕事」という幻想” 森博嗣 著、朝日新書 を読了した。「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/05/10メディア: 新書この商品を含むブログ (26件) を見る ”仕事が人生で一番大事…

FACTFULLUNESS (ファクトフルネス)

「FACTFULLNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナロスリング・ロンランド 著 上杉周作、関美和 訳 を読了した。人間の思い込みの原因を10の本能であるとし、それぞれについて著者…

誤解だらけの人工知能 ディープラーニングの限界と可能性

「誤解だらけの人工知能 ディープラーニングの限界と可能性」田中潤・松本健太郎 光文社新書を読了した.<内容> 人工知能の専門家が現在の行き過ぎた人工知能のディープラーニングへの期待に警報をならしている. その上で人工知能が発展し,我々の生活に…

サピエンス全史

サピエンス全史 上・下, ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田裕之 訳,河出書房新社を読了した.我々ホモ・サピエンスが狩猟採集による生活を行っていた時代から現在にいたるまでの人類史を振り返り,未来について著者が考察している. 人類は進化しており,人口…

流体のせん断力と圧力損失

配管流れの圧力損失を計算する式にファニングの式がある. ファニングの式中の摩擦係数 f の意味を考える. ファニングの式は配管内流体のせん断力と圧力損失の関係から求められる. 流体は粘性の影響により,以下の図のように壁面に対して速度分布をもつ. …

圧縮係数 Z について

圧縮係数 Z は理想気体と実在気体の密度の比と言える. 理想気体の状態方程式は以下の通りである (ここで はモル容積 ) ・・・(1) しかし,実在する気体はこの状態方程式からズレがある. これを補正する値が圧縮係数 Z である.Zを考慮すると状態方程式は以…

エンタルピー

エンタルピーは,流体のもつ内部エネルギーに体積変化による仕事を加えたものである. 「エントロピーをめぐる冒険, 鈴木炎, 講談社」では,これを<内税表示>と呼んでいる. プラント内の流体は基本的に定圧条件と考えられる. そして,化学反応や入熱によ…