トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ
最近体重の増加が気になり、以下の本を買ってみた。
- 作者: ジェイソン・ファン,多賀谷正子
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2019/01/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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様々なダイエット法が次々と提唱される一方で、多くの人はダイエットに失敗しているのはなぜか。
著者は従来のカロリー理論(摂取するカロリーが消費するカロリーより小さければよい)を否定している。
Amazonのレビューを見ると分かるが、賛否両論あるようである。本書の中では多くのエビデンスを紹介しており、著者の主張が論理的かどうかを読者の頭で考えられる内容となっていると思う。
近年肥満の人が増えているのは、現代社会では美味な食べ物が手軽に手に入るようになったことが背景にあるとしている。
私自身の傾向として、体重が増えていなかった学生の頃に比べて、今は間食(特に夕飯後)が多く、食べている時間が長かったと感じている。
間食をすると太るというのは当たり前のことであるが、科学的な説明のもとで理解すると個人的には行動にも移しやすい(と思う)。
本書では太らないカラダを作るために避けるべき食べ物を説明している。
食品会社が美味で手軽で長期間腐らない食べ物を安く提供できる理由については考えさせられた。
特に果糖ブドウ糖液糖には気を付けたい。果糖ブドウ糖液糖については以下の本でも警告されていた。
- 作者: 安部司
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
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何を食べたら健康でいられるのか?という問いは検証が難しい。24時間見張ってすべての行動のログをとることは不可能に近いし、遺伝的なものも含めた条件を揃えることはできない。健康に良いものばかり食べていても病気になる確率は0%にはならないだろう。
ただ、自分が人生でやりたいことをする上で健康というのは大事なファクターであり、それを維持できるのもスキルの一つであると思う。
本書を読んで、自分が口にするものについて深く考える良いきっかけとなった。
運動の効果については減量のためというより、ストレス解消ために有効であるとの意見が示されおり、いやいやスポーツジムに通うよりも好きなスポーツをするなどの方が有効かもしれないと感じている。
また、本書の最後に提案されている断食(ファスティング)を提案している。
朝・昼ごはんを抜いて24時間断食するのを週2,3回行う程度であれば実行可能かもしれないと思った。
特に仕事中で会社にいればお菓子に手を出してしまうリスクも少ない。
まずは、プチ断食にチャレンジしつつ、以下に注意して2020年までにどれだけ体重を落とせるかについてやってみたい。
・ 食べていない時間を増やす。お菓子を食べたいときは、夕食直後に少しだけ食べる。
・ 自炊を増やすなど、人工的な処理がされた食べ物を極力さける。